七天罰刀～シチテンバットウ～

　この世界で唯一無二の一振りを作った刀鍛冶が居た。

　その刀鍛冶の弟子は七人、生真面目な鋭助、信心深い奇太郎、破天荒な絹丸、正義漢の清彦、一目連の記介、狡猾な数貴、臆病者の末吉…

　ある日、刀鍛冶は七人の弟子にこう告げた。

　「七天罰刀の製法を
　　　最も優れた弟子にのみ伝授する」と…

 それを聞いた七人の弟子たちは修業に励むも間も無く刀鍛冶は病死し、秘伝書の奪い合いが始まった。

　君達は弟子達の誰かにこう声を掛けられる。

　　「この刀を使って
　　　　名声を勝ち取って欲しい」　と。